【天才超事典(天才的記憶力の持ち主編)】
【シンの天才超事典】
映画やドラマなどから、天才的エピソードを持つ登場人物(実在の人物含む)を紹介する【シンの天才超事典】。
3人目は、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』から、
足利義輝を紹介します。
第11話で、明智光秀もビックリ?の、素晴らしき記憶力が示されます。
剣聖 塚原卜伝に師事した武力と、非常に高い知力を併せ持つ
最強将軍 足利義輝。
宣教師ルイス・フロイスも、著書『日本史』で絶賛した天才将軍。
剣豪エピソード(1565年永禄の変)も凄い!
ね、天才でしょ?
室町幕府第13代将軍、足利義輝。
僅か11歳で将軍に就き、将軍家復権に尽力した人です。
NHK大河ドラマ『麒麟がくる』では、知性派イケメン俳優向井理さんが熱演されていますね。
その中から、非常に高い記憶力を示す天才エピソードを紹介します。
第11話。
義輝の居る近江朽木(おうみくつき)に明智光秀が訪ねた時の事。
義輝はその驚異的記憶力を示します。
『そなたに会うのは3度目じゃな。一度は本能寺の門前。そなたは藤孝(ふじたか)と斬り結んでおった。見事な腕前じゃと感じ入った。2度目は藤英(ふじひで)の館で声を聞いた。そなたは藤英にこう申していた。私が幼き頃父から教わったのは将軍は武家の棟梁であらせられるということ。武士を一つにまとめ世を平らかに治めるお方であると。更にこう申した。今、世は平らかではありませぬ。将軍のお膝元で将軍のご家臣同士が争われている。それに目を塞ぎ背を向けて関わりなしとされて。それでは世は平らかにならない。将軍がひと言お命じにならねば。争うなと。それを聞き、儂がどれほど励まされたかわかるか。』と。
会った人の顔、状況、発した言葉まで完璧に記憶しているのです。
恐るべき記憶力。
「ね、天才でしょう?」
人間性も素晴らしいですね。
人は、感情を伴う情報をより強く記憶できるので、感情豊かな人で記憶力が高い人は多いです。
こんな上司や社長には、一生付いていきたい、支えたいって思えますよネ。
ちなみに、『父 義晴(よしはる)から幼き頃より言われていた言葉』である
「強い子になれ。声は大きく、よい耳を持ち、よく学べ」。
響きますね。
実はこの足利義輝、『剣豪将軍』とも言われる程、“武勇の人”でもあったのです。
あの伝説の剣聖 塚原卜伝に師事し、
宣教師ルイス・フロイスも『日本史』の中で『とても武勇に優れ、勇気がある』と評しています。
1565年、 三好三人衆と松永久通(ひさみち・松永久秀の子)らが二条御所に押し寄せた永禄の変では、多勢を相手に薙刀や畳に刺した名刀を取って替え取って替え、獅子奮迅の剣豪ぶりを示したという逸話もあります。
という訳で、メンサ会員&ギネス世界新記録樹立者&ストアカ記憶術講座講師:宮地真一が紹介する【天才大百科(天才大事典)】。
天才的記憶力を持つ情深き剣豪将軍 足利義輝を紹介しました。
以上である。 by シン